私たちは、接木苗を生産しています!

接木苗とは、二種類の苗を組み合わせて両方の良いところを生かした苗のこと。

例えば、とても美味しい実がなる茄子の品種(穂木)と、とても病気に強い品種(台木)を合わせることで、美味しくて病気に強い苗ができます。

それが接木苗です。

その過程を少しご紹介したいと思います。


まず配合を行った土を入れたプラグ苗に種をまいていきます。

次に、電床の入ったドームにプラグ苗を入れて発芽を待ちます。

ドームの中に入れてから、1週間ぐらいで発芽してきます。

発芽して1か月ぐらいで、ドームの外に出てきます。

これぐらいに大きく成長してから、接ぎ木を行っていきます。

穂木(右)と台木(左)をカットしてジョイントファルダーを使って1本にします。

ジョイントフォルダーを台木に挿した状態です。

1本に挿し終わるとこんな感じです。

これで、接ぐ作業は完成です。

プラグ(黒いプラスティックのトレイ)いっぱいに接木を挿して、1枚完成するごとに養生室に入ります。

養生室は、湿度、温度、照度を人為的に制御しているいわば「回復の部屋」です。

この中で、接ぎ木で弱った苗を回復させながら、活着を行っていきます。

この中で、1週間から2週間ぐらい過ごしてから表に出てきます。

表に出てから、様子を観察しながら、頃合いを見て鉢上げに入ります。

これが、接ぎ木の一連の作業過程になります。

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